待望の復活ワンマンライブ!in On Air Osaka
2003.01.04 (sat)

2003年も明けたばかりのさすがに寒い風が肌を刺すこの日、
大都会大阪の中心部梅田もまだそれほど混雑していない。
昼頃からstaffが集まり、搬入〜セッティング等々着々と準備が
進行していく。メンバーも続々と会場入り...
今を去ること約20年ほど前にスタッフとして動いていた事が
つい昨日の事のように思える。悲しい習性で現地に着いたら自然
とコンビニや弁当屋うどん屋等会場周りをチェック...........そんなに長い月日が流れている
とはとても思えず、「また、いつもの様にLive,Tourやるし皆さん頼んまっせー!」って
感じにスタッフ全員が昔にタイムスリップしてしまっている....
ちなみに今回のおおまかな使用機材は
「あっくん」が定番の黒のGibson LesPaul Standard が2本と
HarmanのStratタイプにPeavey5150のスタックと黄色いSpキャビ、
Marshall JCM900のスタック、Roland SRE-555等エフェクター諸々

「コーイチちゃん」が黒のGibson LesPaulこちらはCustomとFende
rのRelicのStratcaster、そして赤のPaul Reed Smith Custom10top。
アンプはHughes & KettnerとMarshall JCMのスタックにBossのOD-1,CE-2やWah Pedal等

エフェクター諸々。
「NONちゃん」は黒のMusicmanのBassと白のFender JazzBassに
Ampegのアンプ等諸々

「BaBaちゃん」 は渋いサンバーストフィニッシュのMapexのセット
で、BD '22が2発と'16FT, TTが '8,'10,'12,'14の4発。シンバルは
Sabianの'18のCrashが
2枚と'16のCrash, '20のRideと'20のSwish,
'12のSplashそして'14のHi-Hat等
.......
快調にリハーサルを終え、
軽く食事タイム。この大阪会場では「生田ノブヤ & AKIMBO」という
バンドがオープニングアクトを努める事になっている。和んだ雰囲気
の舞台裏であったが、出番が近付くに従い昨年の二つのイベントとは
違い「自分達のLIVE」、しかも「DVD撮影まで入っている」という事
もあって次第にメンバー、staff共に緊張感が高まっていく.....


「生田ノブヤ & AKIMBO」のステージが終わりドラムセット等舞台の
転換を手際良く済ませ、いよいよ戦闘開始!
舞台の正面はスクリーンと幕で覆われ、観客席からは見えない状態に
なっている。SE〜’眠れぬ夜...’のPVがそのスクリーンに映し出され、
Album 遊行でも活躍していただいたGuest Musicianの'Naomi'氏の
pianoの伴奏に合わせSENちゃんのソロボーカルで徐々にスクリーンが
せり上がり、メンバーが出現する!という凝った演出でこれがまたタマラナク格好良い!
最近のOpeningはS.F.だったが、この日は皆の大好きな「Shock!」それも「Shock2」バージョン
が微妙にアレンジされているチョッと捻ったオリジナルバージョンだ!
観客席の皆が一斉に総立ちになる!皆が拳を振り上げる!!

「これやん、これやん!!あの当時のまんまやん!(涙)」観客席も含め、
今日この会場に来た殆どの人が一斉にタイムスリップした瞬間だ!
[ SENちゃん]の変らぬ歌声、[Akkun&Kohichi]のハモリに背筋がゾクっ
と震える。[BaBaちゃん]のタイトな2バスと[NONちゃん]のベースが
身体中に響く。浸っている間も無くM-2「Rock Show」メンバーもノリx2
お客さんも皆大声だして一緒に歌っている!。懐かしい曲が立て続けに
繰り出される。2バスと[Kohichiちゃん]のタッピングで始まる M-3「Gypsy Blood」。[NONちゃん]
の絶妙なコーラスが耳に残る。
何れも[BaBaちゃん]から始まる曲で休みなくぶっ飛ばしているが.....「師匠、大丈夫ですか!?」
そんな心配も「アホか!」といわれそうな勢いで行く行く!

ここではじめてのMC。ようこそー![SENちゃん]の声に「ウォ〜!」
という歓声があがる。とにかく「思いを全てぶつけて楽しんでね!」SEN
ちゃんの、自分も楽しんでるよって雰囲気がすごく伝わる言葉です。
[Kohichiちゃん]のリフから始まるM-4「Liar」去年のイベントでも定番に
なっているこの曲に会場は大きく揺れている。[NONちゃん]のベースソロ
に客席の歓声も一段と盛り上がる。[Akkun&Kohichi]がお互いを見合いながら
確かめながらフレーズを弾いている。

引き続きこれも定番、[NONちゃん]大フィーチャーのM-5「Lonely Dancer」
[BaBaちゃん]の16のリズムにのって終始満面の笑顔でボトムを支える[NON
ちゃん]。とっても「行けてるでぇ!」
2回目のMCでは今日のDVD撮影が入っている話しや、昨年暮れに発売された
New Album「遊行〜yougyou〜」の話題。会場に来ている殆どのお客さんは
当然の様に耳にタコが出来るくらい聞いて来ている筈なんで、今日はその中の
曲を1曲でも多く聞きたいだろう。それに応える様に次々と新曲が披露される。

まずはM-6[BaBaちゃん]のHeavy且つ疾走感あるスネアロールで始まるこの曲
「眠れぬ夜...」PVなんかでTVでもがんがん流れていたので、お客さんのノリも
昔からの曲となんら変らず、待ってましたとばかりにヘッドバンキングの嵐!!
続いてM-7はダンサンブルなナンバー「Play The Game」昔やった事のある曲
のリメイクなんでファンの方々には結構馴染みかも...M-5に通ずる自然に身体が
動き出すリズムはrajasの得意とするところでもある。お次は[Kohichi]作のM-8
「JE SUIS COMME JE SUIS」この曲実は大晦日の日の時点で大阪のセットリストには入っていなかったの
ですが、元旦早々に師匠に電話を入れ、厚かましくも「是非やってくださいまし!」とお願いの泣きを
入れた次第でありました。メンバーの方々すいませんでした!!皆さんも聞きたかったでしょ!この曲の
詩を自分に言い聞かせて今年一年を乗り切りたいと思います。(笑)

ここでsupportの[Naomi]氏の紹介からM-9の「もっとみつめて」へ。

この曲はけして派手ではないですが、個人的にはrajasの曲のなかでもかなり好き
です。イントロからのGu.のハモリ、せつせつと歌い上げる[SENちゃん]、哀愁の
[Kohichiちゃん]のGu.solo。昔のままのソロを再現していただきありがとう!!
次は[Naomi]氏のちょろっとKey.soloからM-10。名曲「Lady」へ。福村節満開の
ジャパメタの王道!
そのまま[BaBaちゃん]のDs.solo へ...

もう少し聞きたかったけれど、都合により本日は短めのソロであった。
とてもXX歳とは思えない体力に驚き!!
そのままR&R Magic M-11「Sexy Noise」。この曲を客席側から見たの初めてだっ
たが、ファンの皆さんめちゃめちゃ好きなんですねコレ!皆さん歌ってました!

最後のMCで[SENちゃん]が「皆、いい顔になってきたよー!」と言っていた。
ほんとそう。皆すっごくいい顔してましたよ!メンバーの皆さんも!!!

いよいよ本編ラストスパート!M-12「On The Real Fire」。最前列のすごく小さな
お子さま!?までヘッドバンキング!!恐るべし[rajas]。M-13「Angel」そして
ラストのM-14「Straight Fighter」マシンガンのような怒濤の攻勢で一気に駆け
抜け、「うそやん!?もう終わり!?」あっという間に本編が終わってしまった。

 

しかし、ファンがそれで収まる訳が無く当然のアンコールが鳴り止まない.........。

それに応えてメンバー再登場!!ここはバラードのM-15「Your Song」
しっとりと決めてくる。会場の皆が「SENちゃん」の歌声に聞き入り、また
酔いしれている。
本当に「目頭が熱くなる」そんな人が沢山いただろう。
そして再びメンバーはステージを降りた......................

こんなにはんなりと終わられては「rajas」らしく無いではないか!!!

またまたアンコールの声が鳴り止まない!「もう一丁行くか!」本当のラストはやっぱり「rajas」らしく
お祭り騒ぎで行こうぜ!!M-16は「Rock With You」。昔はラストといえばこの曲って
位、マグナムのsatisfactionか「rajas」の「Rock With You」かって感じでしたから(笑)
[rajas]のメンバーもファンの皆も「倒れてもやるー!」って位の勢いで最後の力を振り
絞ってエンディングまで全力疾走!!!

ほんと年末のリハではこれだけの曲をやり遂げるのって大丈夫か!?って感じでしたが、
そこはやっぱり目の前のファンの皆の盛り上がりを見たら、メンバーもおそらく100%
以上の力が出せて、フルスロットルで行けたのでしょう。
来週の東京の後のスケジュールは何も決まっていないとの事でしたが、これっきりなんて
言わずに、何度でも僕らに感動を与えてほしいものです!!!
メンバーの皆様、スタッフ関係者の皆様
タイトなスケジュールの中でがんばっていただきまして本当に有難うございました!
ファンの皆様も[rajas]をこんなに盛り上げて戴きまして本当に有難うございました!
また近いうちに是非是非お会いしましょう!ではその日まで..........................

reported by やぶchang

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